東京都港区にある「青山(あおやま)」は港区の北西部に位置する地域名である。
町名としては「北青山」と「南青山」がある。
南青山は東を赤坂と接する。
青山忠成に由来する
青山忠成が家康から拝領した広大な屋敷があったことに由来する。
青山忠成は三河以降家康に仕え、
のちの二代将軍秀忠の側近となった武士で、
関東入国には先発して諸事を処理し、
1592年(文禄元年)には関東総奉行に任命され、関東領国の経営を担った。
家康の入国後、馬を乗り回した一帯を拝領し屋敷としたという説話がある。
北青山には明治神宮外苑の銀杏並木や秩父宮ラグビー場、善光寺があり、
南青山には青山霊園がある。
忠犬ハチ公の墓まである。