1974年(昭和49年)のこの日、
東京の日大講堂で、
ボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチが行われ、
ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスにKO勝利した。
その時、
ガッツ石松が両手を挙げて勝利の喜びを表わした姿を
スポーツ新聞の記者が「ガッツポーズ」と表現したことで、
「ガッツポーズ」という言葉が広まるきっかけになったという。
「ガッツポーズ」は、喜びを表すポーズの一つで、
スポーツなどで勝利した時や、
良い成績を残した時によく見られる。
しかし、相撲や剣道、柔道、
野球など一部のスポーツでは不適切な行為として問題視されることもある。
ポーズ自体は昔からあり、
「ガッツポーズ」という言葉が初めて使用されたのは、
1972年(昭和47年)11月30日に発行されたボウリング雑誌
「週刊ガッツボウル」がストライクを取った時のポーズを
「ガッツポーズ」と命名した時とされる。
「ガッツポーズの起源はガッツ石松である」という説には賛否両論あるが、
ガッツ石松説が一般的に認識されていることや、
上記のようにガッツ石松により
ガッツポーズが広く知られるようになったことは事実である。