国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の
舞台芸術の部門を担当する国際演劇協会(International Theatre Institute:ITI)の
ダンス委員会が1982年(昭和57年)に制定。
英語表記は「International Dance Day」。
日付はフランスの舞踏家・バレエマスターである
ジャン=ジョルジュ・ノヴェール(Jean-Georges Noverre、1727~1810年)の
誕生日にちなむ。
この日には、
世界中でこの日を記念して、
ダンスパフォーマンスや、
実際に体を動かすダンスワークショップなどダンスに関連した様々なイベントが開催される。
記念日を通じて、
普段ダンスと接点を持たない人達にもダンスに触れてもらう有意義な日となっている。
ノヴェールは、
19世紀の物語バレエ作品としてのバレエ・ダクシオン創造の先駆者に位置づけられている。
バレエ・ダクシオンとは、
一貫した演劇的な筋立てで構成されるバレエのこと。
起承転結、
三一致の演劇法則にのっとり、
台本、音楽、美術、演出、
振付などすべての構成要素が、
その筋立てに沿って制作される。