5月18日は『ことばの日』

日付は「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせから。

言葉について考え、言葉を正しく使えるように心がける日。

この記念日はもともと制定した団体や目的は定かではなかったが、

その後、

「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019」の企画生らが同名の

ことばの日」を制定。

記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

日付は言葉の「葉」が5月の新緑の瑞々しさを表しているとの思いと、

「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせから。

「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人とが通じ合えることに感謝し、

「ことば」で暮らしをより豊かにすることが目的。

漢字の「言葉の日」ではなく、

ひらがなの「ことばの日」としたことには

手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められている。

ことばについて

「言葉(ことば)」とは、

人間が話す・書くなどの行為をする事によって情報伝達手段となり得る、

意味があるものの総称で、心・気持ち・思い・考えなどを表す手段の一つである。

漢字では「詞」「辞」とも書く。

「言葉」の語源は、「言(こと)」と「端(は)」の複合語に由来するとされる。

古く、言語を表す語は「言(こと)」が一般的で、

「言」には「事」と同じ意味があり、事実にもなり得る重い意味を持っていた。

そこから、事実を伴なわない口先だけの軽い意味を持つ語として、

「端(は)」が付けられて、「ことば」という語が生まれたとされる。

平安時代前期の『古今和歌集 仮名序』に

「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」

(和歌というのは、人の心をもととして、様々な言葉となったものである)とあるように、

和歌に「言の葉」が使われていた。

その後、「言の葉」が多く用いられるとともに、

「ことば」にも「言の葉」の意味が含まれていき、

「言葉」は言語を表す最も一般的な語となった。 

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