アルバイトの起源と普及

「アルバイト」とは、日本では本業や学業のかたわら、

収入を得るために行う一時的な仕事のことを意味する。

また、その仕事を行う人を指す言葉でもあり、

略称として「バイト」とも呼ばれる。

「書店でアルバイトをする」「学生アルバイト」のような使われ方がされる。

「アルバイト」という言葉が一般的になる以前は「内職」と呼ばれていた。

現在では短時間労働の「パート」も同様の意味として用いられる。

「アルバイト」はドイツ語の名詞「Arbeit」に由来し、

元々は「労働・作業・業績」などを意味する言葉である。

この言葉は戦前の日本において、

学生たちが授業の後に行う家庭教師などの仕事を「アルバイト」と呼んだことから、

現在のように「内職・副業」のような意味で定着した。

一般的に使われるようになったのは戦後のことである。

日本で使われる「アルバイト」は外来語ではあるが、

ドイツ語に由来する言葉のため英語圏では通じず、

英語では「part-time job(パートタイム・ジョブ)」や

「side job(サイドジョブ)」が使われる。

また、アルバイトを行う人は「part-timer(パートタイマー)」などと呼ばれる。 

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