根津神社と文豪

東京都文京区にある「根津(ねづ)」は文京区の東に位置し、

千駄木、弥生と接する。谷根千(やねせん)の「根」にあたる。

谷根千とは台東区の谷中、文京区の根津と千駄木付近の下町情緒あふれる地域の愛称のこと。

根津神社に由来する

地名は根津神社根津権現)に由来するが、

神社の名前の由来ははっきりしていない。

この地が丘地の根元にあり、

湊(みなと)(=津)に船が泊まる場所であったという説が有力。

他にも、神々の番をする神である不寝権現(ねずごんげん)に由来する説や、

大黒天の使者がネズミであったことに由来する説などがある。

根津神社は境内のツツジが名所として知られ、

また森鴎外夏目漱石が近辺に住んでいたことでも有名で、

小説の中にも根津神社が登場している。

境内には両文豪が腰掛けて想を練ったと言われている「文豪憩いの石」がある。 

エキサイトブログの福助のブログ