6月13日は『小さな親切運動スタートの日』

1963年(昭和38年)のこの日、「小さな親切」運動本部が発足した。

この年の東京大学の卒業式の告辞で、

総長の茅誠司(かや せいじ、1898~1988年)が

「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけとなった。

その後、実践例が新聞などで報じられ、社会から幅広い共感が寄せられ、

6月13日のこの日に茅を始めとする学者・ジャーナリストなど8名の提唱者が運動を発足させた。

 

茅が初代代表に就任し、以後23年間同職を務めた。

「できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように」、

「人を信じ、人を愛し、人に尽くす」をスローガンに運動が進められている。 

茅は物理学者で、研究分野は金属物理学。

「小さな親切」運動本部は、社団法人として1963年(昭和38年)6月13日に発足。

2011年(平成23年)4月1日より公益社団法人となっている。

所在地は東京都千代田区神田三崎町2-20-4。

運営費は会員の寄付によってまかなわれている。

「小さな親切」を行った個人や団体の表彰のほか、

青少年育成事業として作文コンクール・はがきキャンペーン・

「日本列島クリーン大作戦」・「日本列島コスモス作戦」などを実施している。 

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