5月30日は『女子将棋の日』

公益社団法人日本女子プロ将棋協会

(The Ladies Professional Shogi-players' Association of Japan:LPSA)が

2011年(平成23年)に制定。

2007年(平成19年)のこの日、

日本将棋連盟から独立する形で、

同協会が設立された。

設立総会には、日本将棋連盟から専務理事・西村一義、常務理事・田中寅彦が出席し、

日本将棋連盟と友好的な関係を維持することで合意した。 

同協会は、女流棋士の資質の向上、

将棋の技術向上・指導方法の研究、

女流棋士界の健全な発展、日本の伝統文化である将棋の普及を目的としている。

関連する記念日として、

11月17日は、将棋好きの第8代将軍・徳川吉宗が「お城将棋の日」として、

御前対局を開催した日に由来して「将棋の日」となっている。

女流棋士蛸島彰子について 女流棋士とは、将棋を職業とし、

女流棋戦に参加する女性のことで、日本将棋連盟に所属する人、

日本女子プロ将棋協会に所属する人、無所属(フリー)の人がいる。

史上初の女流棋士蛸島彰子(たこじま あきこ)で、

1961年(昭和36年)にプロ棋士の養成機関である奨励会に女性として初めて入会し、

1966年(昭和41年)に20歳で初段に昇段した。

1974年(昭和49年)に創設された、

初の女流棋戦である女流プロ名人位戦(現:女流名人戦)で初代女流名人となり、

以後3連覇した。

また、1978年(昭和53年)に創設された女流王将戦で初代女流王将となり、

これも3連覇した。

蛸島女流棋士の地位向上や育成についての役割も担い、

女流棋士会の初代会長、女流育成会の幹事、

日本女子プロ将棋協会の相談役や代表代行などを務めてきた。

2017年(平成29年)に女流六段となり、翌2018年(平成30年)に現役を引退した。

2015年(平成27年)5月6日には、同協会が主催するLPSA将棋パークにおいて、

きゅりあん品川区立総合区民会館)で「女子将棋の日」を記念した、

将棋大会「第1回 蛸島彰子杯」が開催された。 

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