(The Ladies Professional Shogi-players' Association of Japan:LPSA)が
2011年(平成23年)に制定。
2007年(平成19年)のこの日、
日本将棋連盟から独立する形で、
同協会が設立された。
設立総会には、日本将棋連盟から専務理事・西村一義、常務理事・田中寅彦が出席し、
日本将棋連盟と友好的な関係を維持することで合意した。
同協会は、女流棋士の資質の向上、
将棋の技術向上・指導方法の研究、
女流棋士界の健全な発展、日本の伝統文化である将棋の普及を目的としている。
関連する記念日として、
11月17日は、将棋好きの第8代将軍・徳川吉宗が「お城将棋の日」として、
御前対局を開催した日に由来して「将棋の日」となっている。
女流棋戦に参加する女性のことで、日本将棋連盟に所属する人、
日本女子プロ将棋協会に所属する人、無所属(フリー)の人がいる。
1961年(昭和36年)にプロ棋士の養成機関である奨励会に女性として初めて入会し、
1966年(昭和41年)に20歳で初段に昇段した。
1974年(昭和49年)に創設された、
初の女流棋戦である女流プロ名人位戦(現:女流名人戦)で初代女流名人となり、
以後3連覇した。
また、1978年(昭和53年)に創設された女流王将戦で初代女流王将となり、
これも3連覇した。
女流棋士会の初代会長、女流育成会の幹事、
日本女子プロ将棋協会の相談役や代表代行などを務めてきた。
2017年(平成29年)に女流六段となり、翌2018年(平成30年)に現役を引退した。
2015年(平成27年)5月6日には、同協会が主催するLPSA将棋パークにおいて、
きゅりあん(品川区立総合区民会館)で「女子将棋の日」を記念した、
将棋大会「第1回 蛸島彰子杯」が開催された。