子どもの頃の松井少年は元々右打ちであったが、
あまりにも打球を飛ばすために野球仲間であった3歳上の兄とその友人が、
松井を打てなくする目的で強引に左打ちにさせた。
この時、当時は阪神タイガースファンだった松井少年は
「尊敬する掛布雅之選手と同じ左」で打つように勧められ、
左打ちに変更し、その後、左打者として有名になった。
石川県能美市にある「松井秀喜ベースボールミュージアム」には、
右打ちの松井少年の銅像や写真が展示されている。
ちなみに、野球では左打者のほうが有利といわれている。
右打者よりも一塁ベースに近く内安打になる確率が高いこと。
また、右投げの投手が多く、左打者の内側に向かって入ってくるボールの軌道になり、
打ちやすいことが挙げられる。