永田馬場と永田性

東京都千代田区にある「永田町ながたちょう」は千代田区の南端に位置し、

国会議事堂を中心に内閣総理大臣官邸(首相官邸)など政府機関が建ち並び、

隣接する「霞が関」とともに日本の国家機能の中枢である。

永田性の旗本屋敷に由来する

この地にあった永田馬場に由来し、

永田馬場の名前は永田性の旗本屋敷が並んでいたことに由来する。

江戸時代の絵図を見ると、

延宝えんぽうの間(1673~1681年)には「永田町」と記載があり、

永田性の永田善次郎、

永田庄八の名前が確認されている。

その後、多くの大名がこの地に屋敷を置いた。

国内の反対勢力を粛清した「安政の大獄」で知られ、

江戸末期に「桜田門外の変」で暗殺された井伊直弼もその大名のひとりである。

現在その屋敷跡は、日本の議会政治に関する展示施設「憲政記念館」となっている。 

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